さよなら「奥出雲おろち号」

2023年11月24日金曜日

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 今日は、23日にラストランを迎えた木次線観光トロッコ「奥出雲おろち号」をお話します。

ラストランを迎えた昨日は、いろいろ予定が重なっていたため、おろち号の記事を書いていませんでした。

そのため、1日たった今日、お話します。

奥出雲おろち号は1998年4月に運行を開始し、主に備後落合から木次駅、たまに出雲市まで行ったりして、多くの人々を乗せ、地元の豊かな自然風景をゆっくりと行く観光トロッコ列車です。


地元に残る神話、ヤマタノオロチ伝説からとった名前で、デザインはシンプルな色合いですが、非常にカッコ良くて多くの鉄道ファンなどから人気を集めていました。

出雲坂根駅

沿線の見どころで有名なものは、出雲坂根駅の日本最大級の3段式スイッチバックです。

木次駅からやってきたおろち号は、出雲坂根駅に停車した後、方向を変えてゆっくりと山を登っていきます。

しばらく進んだ後、一度停車し、また方向を変えて客車を先頭にして備後落合まで進んでいくという感じです。


他にも、出雲坂根駅を過ぎた後、日本最大級の2重ループ「奥出雲おろちループ」という道路が見えてきます。

谷底まで100mある三井野大橋が大迫力です。



また、出雲坂根と木次の間にある、そばを販売する駅で有名な亀嵩駅では駅そば弁当を買うことができます。

亀嵩駅で撮影した飛行機雲が、出雲大社の屋根そっくりな形になっていました。

出雲大社

このように、たくさんの魅力のあるおろち号ですが、車両の老朽化などにより2023年11月23日をもって運行を終了することになりました。

緑の草木の中を駆け抜けるおろち号は、観光客だけでなく、地域住民たちの思い出も作りあげてきました。


25年の歴史に幕を閉じることになった奥出雲おろち号。

自分の思い出にも刻まれています。

これまで本当にありがとうございました。

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