ひろでんの日 日本最大級の路面電車広電主催

2023年12月2日土曜日

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 今日は、広島電鉄の「ひろでんの日」というお祭りに行ってきました。

広島電鉄は、広島市内線と西広島駅から出ている宮島線があり、国内最大級の路面電車です。

https://www.hiroden.co.jp/train/route-guide/route-map.html

そんな広島電鉄が、今年で111周年を迎えました。

お祭りは、広島市の真ん中より少し南の、広電本社前電停付近の千田車庫で開催されました。

子供連れから大人まで、たくさんの人が来ていました。

出入口は4か所あり、自分はマックスバリュ千田店側から入りました。



入るとまず、芸陽バス、ボンバス、備北交通のバスが停まっていました。

これらのバスは中に入って椅子に座って休んだり、運転台に座ったりすることができます。

芸陽バスの後ろを曲がると総合受付があり、スタンプラリーの紙をもらったり、景品を交換したりすることができます。

もう少し奥に進んで、路面電車の線路の方に進むと、左手にイベント時のみ使用される貨51号がいました。

貨51形は、壁と屋根がありません。

この上で広電の社員さんたちが曲を演奏したり、小さい子供向けの音楽を踊ったりしていました。

そして、奥を見渡すと、とんでもない数の電車と人の量!


周りをよく見ていないとぶつかってしまいますのでご注意ください。

まず目に入ってくるのは、新型超低床車両、広島電鉄5200形グリーンムーバーAPEX(エイペックス)です。


https://www.kinkisharyo.co.jp/news/detail.php?seq=105

「ほとんど緑ないじゃねえか!」と思ってしまいますww

その奥には超低床車両、1000形グリーンムーバーLEXや超低床車両、5100形グリーンムーバーMAXが停まっていました。

右を見ると、ドイツの姉妹都市ハノーバーから送られた200形ハノーバー電車がありました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E5%B3%B6%E9%9B%BB%E9%89%84200%E5%BD%A2%E9%9B%BB%E8%BB%8A_%282%E4%BB%A3%29


こちらは中に入って、椅子に座ったり、運転台に入ったりできます。

そのさらに右は、広島電鉄1900形と広電バスが停まっていました。

この2つはなんと、手で押すことができます。

屋台が立ち並ぶメインストリート

の端の方に、電車、バス押し体験受け付けがあるので、そこで受付すると1回で6人ほどと一緒にバスと電車を押すことができます。

実際に押してみました!

軍手とヘルメットを身につけて行います(軍手は終わったらもらえました)。

まず最初は電車から押します。

押すのは1900形です。

合図が出たら押して、数メートルほど進んだら終了します。

触ってみるとすごく固いです。

そしていざ、押します!

最初はびくともしませんが、少し進むとあとは簡単に進みます。

写真が無いのでとりあえず模型を載せておきました

腕だけじゃなく、足腰で押すのがコツです!

レール上を動いていると感じられました。

謎の爽快感があります。

続いてバスを押します。

こちらも同じように押します。

しかし、実際に押してみると、なんと!電車よりも重かったように感じました。

それはなぜかというと、電車はレールの上を走るので、レールと車輪との摩擦が小さいのです。

バスは、ゴム製のタイヤとコンクリートの道路なので、摩擦が大きめです。

そのため、バスの方が電車よりも重く感じられたのです。

では、次へ行きます。

屋台の立ち並ぶメインストリート的なところをまっすぐ進んで、赤レンガ棟を曲がると、2度見するようなものがいきなり見えてきます。

「まずい棒」

分かる方も多いかもしれません。

これは、千葉県銚子市にある、日本屈指のローカル線、銚子電鉄さんが販売しているものです。

まずいのは、味ではなくて、経営の方です。

そして、このまずい棒、10本入りでなんと、400円です。

銚子電鉄は、鉄道以外にも、このような「まずい棒」や「ぬれせんべい」などのお菓子を使って、経営を保っています。

銚子電鉄以外にも、JR西日本や阪急・京阪電車、小田急電鉄、そしてまさかの、航空会社のスプリング・ジャパンさんも来ていました。

広島と銚子電鉄の最寄り空港、成田を結ぶ、ということらしいです。

スプリングジャパンは格安航空会社なので、結構お得に飛行機に乗ることができます。

次は、わずか3両しか残っていない被爆電車を見に行きます。

左から順に651号、652号、653号です。

当時123両あった路面電車でしたが、そのうち120両は原爆で全焼、半壊などとして使えなくなってしまいました。

しかし、残りの3両は被爆に耐え、修復などが行われながら現在に至っています。

8月などに臨時で走行したりします。

その被爆電車の横には、濃い赤色の高級感漂う電車が止まっています。

これはトランルージュというイベント用臨時列車です。

ビール電車としてクリスマスに運行され、中でビールを飲んだりすることのできる豪華な列車です。

続いては、1編成しかない段ボール電車を見に行きます。

こちらです!

一見、本当に段ボールかと思いますが、段ボール風のデザイン塗装になっています。

外と中には段ボールで作られた工作が飾ってありました。



中は洞窟探検みたいな感じになっていました。

段ボールの一本橋やトンネルを抜けた先には、大きな宝箱があります。

中には…段ボールで作られた宝石がたくさん入ってました!

段ボール電車では、子どもたちが楽しんで遊んでいました。

あとは、工場見学へ行きます。

被爆電車などの後ろを通っていくと、工場が現れます。


台車工場には路面電車の車輪や台車が置いてありました。

さらに進むと、機械工場がありました。


ここでは、パンタグラフの上げ下げ体験したり、車輪の形によるレール上の進み方を模型を使って実験できます。

なかなか面白かったです。

最後に、広電本社に行きました。



ここには、プラレールあみだくじや、広電の歴史などが展示されていました。

また、ミニ電車や茶室の公開(お茶振る舞い/上田流和風堂)休憩所などもありました。

いろいろな物があって、とても楽しかったです。

本日はここでお別れしたいと思います。




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