特急やくもで行く、出雲日帰り旅行!【ありがとう国鉄381系やくも】

2024年6月20日木曜日

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※写真が多い記事となっております。ご覧の際はご注意ください。

 2024年6月15日、日本最後の国鉄特急、381系特急やくもが引退しました。

今回は、国鉄381系やくもで行った、出雲旅行の旅行記です。

この記事は 永久保存版みたいな感じなので、これから先もずっと、出雲旅行の参考等にすることができます。

国鉄やくもは引退してしまいましたが、出雲の車窓・景色・歴史はいつまでも変わりません。

この記事が、国鉄やくもの事をいつまでも心に刻み、皆さんの出雲旅行のきっかけ、モデルになってくれたらいいなと思います。

それでは出雲旅行へ、出発進行!

モデルコース

9:00 岡山駅
特急やくも
12:08 出雲市駅
↓徒歩
12:20 電鉄出雲市駅
一畑電車
12:47 出雲大社前駅
↓徒歩
13:10 稲佐の浜
↓徒歩
14:00 出雲大社
↓徒歩
15:40 出雲大社前駅
一畑電車
16:02 電鉄出雲市駅
↓徒歩
16:10 出雲そば
特急やくも
20:20 岡山駅

岡山駅から


2024年3月のとある日、午前9:00、岡山駅に到着しました。


これから、 岡山9:05発 特急やくも5号 出雲市行きに乗車し、出雲市に行きます。


特急やくもは1972年3月に、山陽新幹線岡山開業によって 京阪神山陰の最速達が 岡山経由となったため、運行を開始しました。

381系の導入により、1982年7月からはカーブで車体が傾く 自然振り子装置 によって 高速走行を実現 しました。

いわゆる381系ぐったりはくもです。

ということで2番乗り場に上がってきました。


特急やくも5号は、リバイバルやくもの スーパーやくも 仕様になっています。



スーパーやくもは、1994年12月3日から2006年3月8日まで走った、やくもの中でも再速達の列車です。

他にも、 国鉄特急色 緑やくも があります。

乗車しました。


やくも5号の停車駅は、岡山、倉敷、総社、備中高梁、新見、生山、米子、安来、松江、玉造温泉、宍道、出雲市です(2024年3月18日ダイヤ改正前)。

中は、普通のやくも(ゆったりやくも)と変わらないです。

写真は出雲市駅で撮影

黒っぽい内装に、赤いシートのデザインです。

こちらも出雲市駅で撮影

席に座る準備をしていたら、やくも5号は岡山駅をゆっくりと出発していきました。

岡山駅発車後、車内メロディが流れてきました。


普通のやくもは「異国から」ですが、リバイバルやくもは 「鉄道唱歌」 が流れます。

米子までが、ニ長調(レの音を標準とする調)の落ち着いた方で、米子からはト長調 (ソの音を標準とする調) の、元気で明るい方です。

岡山を出発すると、次は倉敷、 約10分間の走行です。


住宅地が多く並びます。


荷物が置きたかったので、テーブルを出してみました。

新幹線くらいの大きさです。



今走行している岡山~倉敷間は1891年に開業し、当時は北長瀬や中庄は無く、庭瀬と倉敷だけが開業しました。



まもなく、倉敷です。

伯備線は、倉敷駅から右側に分岐するので、伯備線の列車は高架線に乗り移り、山陽本線をまたいで右側に移動します。


倉敷駅到着


倉敷駅に到着です。


倉敷美観地区の最寄り駅なので、倉のデザインが施されています。


伯備線特有の濃い緑色の路線カラーが特徴的です。


ここから先、倉敷からが伯備線 となっています。

伯備線の建設開始は1918年です。

伯耆大山からの 伯備北線 と、ここ倉敷からの 伯備南線 らが両側からほぼ同時に建設されて、1928年に新見付近で合流したことで全線開業しました。


倉敷を出ると、右側に急カーブします。

かつては伯備線の分岐は庭瀬駅にしようという意見もありましたが、 大原孫三郎 の陳情活動によって倉敷分岐になりました。


伯備線はカーブが多く、それに加えて381系は振り子特急なだけあるので、列車は結構揺れます。


倉敷を出ると、時速100キロ超えで走ります。

備中高梁以南の120㎞/h走行は1990年に始まったらしいです。



清音駅手前でゆったりやくもとすれ違いました!



そして列車は、総社駅に到着しました。


総社は、伯備線、桃太郎線、私鉄の井原鉄道線が乗り入れています。

井原鉄道は、広島県と岡山県にまたがる珍しい私鉄路線らしいです。


総社から先は、高梁川沿いを走行します。


一気にローカル線感が出てきました。


新見まで、カーブが非常に多い区間となっています。

なので、振り子特急であるやくもの本領を発揮することができる区間なのです。


乗っていると、カーブ時の傾きがとてもよく感じられます。


水の入ったペットボトルを置いてみると、水が結構揺れます。


備中高梁


備中高梁に到着しました。


(これって113系?)


ここからも、カーブの楽しめる区間となっております!


高梁川でかいな~


地図を見ていると山の間しか通らないイメージですが、思ったより開けたとこも通ります。


どっかの駅で止まりました。


待っていると、なんと!

国鉄特急色とすれ違いました!


国鉄特急色の列車(リバイバルじゃない本物の方)は、1982年の伯耆大山~西出雲間の電化完了によって、キハ181系と置き換えられて運行を開始しました。


JNR、日本国有鉄道のロゴが光ります。


かつては日本全国の特急が、このクリーム色と赤色でした。


山の中を駆け抜けていきます。


高梁川を跨ぎます。

この辺りになってくると、高梁川も湾曲してきます。



進行方向右側に、高梁川が見えてきました。

川の向こうに、国道180号線が見えます。

国道180号は、岡山から松江を結ぶ、中国山地を縦断する幹線道路です。


よく、川の上流の方が緑色に見えることがあると思います。

これは、植物性プランクトンの大量発生によるものらしいです。

このあたりは、備中高梁~新見間のちょうど中間地点です。


この先の線路が目に見えるほど、急なカーブです。↓


大きめの岩がたくさんあり、流れが強そうな感じです。


川が綺麗すぎですね。


そろそろ新見に着くころです。


そして、新見の町が見えてきました。


新見は盆地になっていて、晴れの国岡山と言われいる岡山県内でも気温が低く、日照時間が短いのも特徴です。

位置的には、中国山地のちょうど真ん中あたりなので、雪もたくさん降ります。


町の近くには田畑も広がり、街中ではあるも、自然や農業と関わりの深い市でもあります。

時々、赤い瓦が見られますが、これはおそらく 石州瓦 です。

赤い色は、出雲地方でとれる来待石(きまちいし)から作られた来待釉薬(きまちゆうやく)の色です。


広島県の東広島や、中国山地の島根県あたりでよく見られます。

この穏やかな川、実は、先ほども見た高梁川なんです。


高梁川の割にはなんだか小さく感じますが、新見市の西側から来る川などと合流して、先ほど見た大きな高梁川へと発展していきます。


新見駅に到着


まもなく新見駅に到着。


姫新線のキハ120形が停まっています。


姫新線を使えば、津山、佐用を通って姫路に行くことができます。


新見駅のホームへ入線します。


新見駅を出発しました。

あと少しで岡山~出雲市の丁度半分の地点です。


新見を出ると、芸備線の分岐駅、備中神代駅があります。


進行方向左側に芸備線が分岐していきます。


備後落合やこの辺りは、利用者が少ないものの、地域の方の生活の足となっているので、乗って残していきたい路線の一つです。

沿線は、緑豊かな美しい景色です。

またまた、ゆったりやくもとすれ違いました。

この辺りは、雪がまだ残っています。


その後、新郷駅を通過。



この後は、トンネルに入ったまま鳥取県に入ります。


鳥取上陸


トンネルを抜け、ついに鳥取の景色が目の前に広がりました!


このあとは、生山に停まり、米子を通り、出雲市へと向かいます。


上石見です。

この辺りは、 標高446m、伯備線最高峰 です!


中国山地感(?)あっていいですね。


根雨駅を通過します。


今度は、緑やくもとすれ違いました。



江尾駅が近づいてきました(スマホの画面↓)。


進行方向左側の山には、雪が大量に積もっています。


江尾を通過しました。


その後も、豊かな田園風景を駆け抜けていきます。


(なんか、福岡に似てるな~)

今見てる風景↑

福岡の田川らへん↑


江尾駅を通過してしばらくすると、伯備線の見所のあるものが見えてきます。

標高1729m、中四国地方最高峰の山、大山 です!
山の頂上付近には、雪が積もっていて、まるで富士山のようです。


最初は車窓の右側に見えますが、伯耆大山を出ると左側にも見えますのでご安心ください。

ここから伯耆大山まで、大山は、出てきたり隠れたりを繰り返します。


出てきました。


カレンダーの写真みたいです。




伯耆大山の手前で、京都から続いてきた山陰本線と合流します。


伯耆大山には、山陰地方で唯一の貨物ターミナルがあります。

岡山方面から届いた貨物は、ここで降ろされて、ここから先はトラック輸送で山陰各地に運ばれます。


伯耆大山は、一部のやくもが停車します。


伯備線特有の、EF64 1000が停まってました。

勾配の多い伯備線のために、強めのモーターがついております。


黒、白、オレンジのデザインが特徴の、一畑バスを見ました。

鳥取の西部や、島根の出雲エリアで活躍するバスです。


日野川を渡ります。

日野川は一級河川で、河口は美保湾です。


東山公園を通過。

この次が米子です。


山陰のターミナル・米子


まもなく米子です。


0番ホームに、境線の鬼太郎列車が停まっていました。



鳥取県第二位の都市、米子に到着です!


米子は、 皆生温泉 米子鬼太郎空港 、境線で境港まで行くと 水木しげるロード など、見所がたくさんある場所です!

特に、 美保湾の夕焼け は絶景です!

(写真は別日に撮影しました。)




米子を出発。
進行方向左側、扇形車庫に、2023年11月23日に引退した「奥出雲おろち号」のディーゼル機関車が停まっていました。


次の停車駅は、島根県に入りまして、安来駅です。


安来駅に到着しました。


安来は、 安来節 どじょうすくい で有名です。

どじょう掬いまんじゅう も、とても可愛らしいデザインで、大人気です。

引用・山陰のおみやげ本舗 なかうら


安来の次は、松江に停まります。


荒島駅を通過します。


横を走る国道9号線は、下関から続いている長い道路です。


山陰の県境・中海


荒島を通過してしばらくすると、素晴らしい景色が見えてきます。


島根と鳥取にまたがる湖、 中海です!


海水と淡水が混じりあう、 汽水湖 と呼ばれるものです。

中海には、いくつかの島があり、 江島大橋(ベタ踏み坂) などの面白スポットもあります。

引用・しまね観光ナビ

奥に見えるのは、島根半島です。


島根半島は、大国主命が朝鮮半島から引っ張ってきたという神話が残っています。


このあとは、しばらく田畑を走行した後、松江手前で高架区間に入ります。


高架区間に入りました。


まもなく松江です。


島根県の県庁所在地、山陰第一の都市、松江に到着です。


松江は、 国宝松江城宍道湖夕焼けなどの観光にあふれた町です。

宍道湖の夕日は 日本夕陽百選にも指定されています。

松江を出ると、「水と調和する美術館」、島根県立美術館が現れます。


そして、山陰に旅行に行った時、テレビをつけると必ず見る、日本海テレビさんのビルもあります。


地上区間に降りてきました。


またまた湖が見えてきました。


夕日の聖地・宍道湖


こちらの湖は、先ほども紹介しました、 宍道湖です!

面積は79㎢、島根県内では中海に次いで 第二位日本全国では 第七位の大きさを誇ります。

宍道湖は、中海と同様、汽水湖であり、 しじみ漁が盛ん です。

東京とかで売られているしじみの、倍の大きさです。


山陰本線は、ちょいちょい内陸部に入りながら宍道湖沿いを走行します。


宍道湖は、東西17㎞、周りの長さは47㎞もの長さがあります。


広島人からすると、47㎞というのは、広島から岩国くらいというイメージです。


松江から2駅先、玉造温泉に到着。


三種の神器の一つ、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)がここで作られたという話が残っています。

そのため、「玉造」と言われています。


踏切と宍道湖のショットが、すごいいい感じです。


この景色、写真では伝えられない良さがありますので、是非みなさんも一度は見てほしいです…!


急に森林に入りました。



やっぱり海とは違って、波が落ち着いています。


湖の向こう側には、 出雲縁結び空港 が見えます。


宍道に到着。

ここからは木次線が伸びていて、かつて備後落合まで、臨時で奥出雲おろち号が走っていました。

今は天地(あめつち)が出雲坂根まで運行されています。


宍道を出発。

あと少しで終点の出雲市です。
この辺りは築堤の上を走ります。


奥に、出雲市街のマンション群が見えてきました。


斐伊川を渡ります。


あと少しで終点の出雲市です。


出雲市へ


「ご乗車、ありがとうございました。まもなく終点、出雲市、出雲市です。」


アナウンスが流れました。

ついに終点の出雲市に到着です。


電鉄出雲市駅が見えてきました。


出雲市駅に入線します。


右側のビルは、一畑グループの運営している、 ツインリーブスホテル出雲です。




ついに、終点の出雲市駅に到着しました!

12:08、岡山から約3時間の乗車です。


記念撮影をしに行きます。


どうやら、他にも大勢の撮り鉄の方が撮影されてますね。


「SUPER YAKUMO」の赤いアルファベットが疾走感を出していてかっこいいです。


先頭車を撮影しました!

とてもかっこいいです!


では、出雲市駅を出場して、電鉄出雲市駅に向かいましょう!

神様の地へ


これから一畑電車で、出雲大社の方へ行きます。

電鉄出雲市は、JR出雲市駅から徒歩5分ほどで行けます。

北口を出て、右にまっすぐ進みます。

こちらが電鉄出雲市駅です。

出雲大社までは大人が片道500円、小人が250円です。

出雲大社前へ行く場合は、往復券 (1,000円)を 買うと、帰りが楽で便利です。

電鉄出雲市のホームです。


こちらの列車に乗っていきます。

電鉄出雲市12:25発 普通列車 川跡行きです。

使われている車両は、平成6~7年デビュー、2100系です。


川跡まで行き、出雲大社前行きの列車に乗り換え、出雲大社前を目指すルートです。

12:34、終点の川跡です。


休日だったのもあり、大勢の方が乗り降りされていました。

ここからは、 川跡12:36発 普通列車 出雲大社前行きに乗り換えて出雲大社前へ向かいます。



12:47、ついに、往路の終わり、出雲旅行の始まりである出雲大社前に到着しました。


この駅は1930年に開業し、大社神門駅という駅名でした。



1970年に、今の出雲大社前駅に改名されました。


出雲観光開始


さて、これからの観光時間は、約3時間です。

まず最初に、 稲佐の浜 に行きます。↓


稲佐の浜は、出雲大社の西方向、約1Kmの地点にあり、国引き、国譲りなどの神話が伝えられています。

旧暦10月10日に、全国の八百万の神ヶをお迎えする場所でもあります。

稲佐の浜までは、出雲大社前を出て右に曲がり、出雲大社のすぐ前まで行ったら、左に曲がり、毎年10月に神様たちが通る道、神迎えの道を通るルートがおすすめです。

片道約25分です。


それでは、稲佐の浜へ向かいましょう!

稲佐の浜に行くには、出雲大社前駅を出て、右に曲がります。


神門通り と呼ばれる、出雲のメインストリートです。

道路と歩道が同じ石のデザインなので、古い景観に合う美しい道です。

沿道には、お土産屋さんや飲食店が立ち並んでいるので、是非、自分の気になった所に立ち寄ってみてください!


出雲大社前を出て右に進んで約250m、出雲大社の鳥居につきました。


勢溜(せいだまり)というところです。

鳥居の手前を左に曲がります。

道に沿って進むと、小さな路地が見えてきます。


このビルの、すぐ左の道です。


神様の通り道

しんとした道が続きます。


この道こそ、神様の通り道、「神迎えの道」です。

毎年、 神在月に出雲へやってきた八百万の神様たちは、稲佐の浜で迎えられた後、この神迎えの道を通って出雲大社に向かいます。

なので、今自分が歩いている方向とは反対に向かって、神様は歩くということです。

この道は、普段は、住民の方々には欠かせない生活道となっています。


しかし、毎年10月10日には、一帯にしめ縄が張られ、神様が通られる時間帯には家の明かりが消え、静まり返ります。

住民の方は、声や音を出さず、道の両側に並び、礼拝をして神様をお迎えするとのことです。

昔は、神様と目を合わせぬよう、家の中からそっとお迎えされていたらしいです。



歩き始めて約20分、下り坂の向こうに海が見えてきました。


ついに、稲佐の浜に到着します!

八百万の神様を迎える浜


水平線が目の前に広がりました。

ここが日本海、稲佐の浜です!


左(西)を見ると、遠くに大きな山が見えます。

あれは、島根県大田市にそびえる活火山、 三瓶山 です。


そして右を見ると、何やら一つ盛り上がったものがあります。


きっと、見たことある方も多いのではないでしょうか。

稲佐の浜の主役ともいえる、 弁天島 と呼ばれる島です。


昭和60年頃までは本当に島でしたが、近年急に砂浜が広がり、近くまで歩いていけるようになりました。

島には、 沖御膳神社(おきごぜんじんじゃ) が立っています。


神仏習合のころは弁財天が祀られていましたが、明治時代からは 豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)という海の神様 が祀られています。

本当に美しい景色です。



そういえば、映画「神在月のこども」のポスターにも映ってました(左下の島です)。

引用:https://kamiari-kodomo.jp/

出雲大社へ



出雲大社へ行こうと思いますが、その前にやっておくことがあります。

それは、 砂浜の砂を頂く ことです。


詳しいことを言うと、こういうことです。

稲佐の浜の砂には、ご利益があります。

「お清めの砂」と呼ばれますが、その砂を、持ち帰ることができるのです。

「お清めの砂」には、 厄払い、お守り、お清めなど、様々な効果 があります。

その砂の頂き方は、以下の手順で行ってください。

手順

弁天島の社に参拝
稲佐の浜の砂を頂く
(波打ち際の、波が来た瞬間がおすすめです!)
波が来る=運気が来る  波が引く=運気が引く
出雲大社・素鵞の社へ行く
素鵞の社にある、砂が入っている木箱に、稲佐の浜から持ってきた砂を入れる
持ってきた砂よりも少ないか、同じくらいの量の砂を木箱から頂く

準備物

ビニール袋3枚ほど
  • 稲佐の浜の砂入れる用
  • 出雲大社・素鵞の社で砂入れる用
  • 予備
スコップ
  • 稲佐の浜の砂をいれるため(無かったら素手でもよい)

砂を頂いたら、出雲大社へ向かいましょう!

神迎えの道を通ってもよし、近道をしてもよしです。


自分は、青ルートを選びました。

それでは、出雲大社に向かいましょう。

稲佐の浜に別れを告げます。




八雲山の付近を歩くルートです。


見えませんが、左側に出雲大社があります。


出雲大社の正面まで戻ってきました。


出雲大社に到着。


出雲大社散策


これから、出雲大社を散策します。

出雲大社は、大体1時間半から2時間で回れます。

その前に、出雲大社の参拝の注意点です。

出雲大社では、 二礼四拍手一礼 が正しいやり方となっています。

ぜひ、覚えてください。


ちなみに、こちらの鳥居は 二の鳥居 と言われ、 2018年10月2日に新しく竣工されたらしいです。

一の鳥居は何処にあるかというと、勢溜から南に見えた、ひときわ大きな鳥居です。
では、出雲大社を散策していきましょう!

出雲大社に入るとまず、下り参道という、木々の下の道を通ります。


緩やかなのか、急なのか、絶妙に分からない下り坂です。


祓端(はらえのはし)という橋です。


小さな水路を渡ります。


ここからは、松の参道を通ります。


東側は広場になっています。


松の参道を抜けると、何やら右側に像が見えます。

こちらは、大国主命の像、ムスビの御神像です。


大国主命は海の彼方から光が飛んで来るのに遭遇し、その光が、御身に宿る幸魂・奇魂であることに気づき、その御霊に生かされているという自覚を得ます。

この像は、その時の様子を再現しているらしいです。


こちらの鳥居は銅鳥居です。


これは、寛文六(1666)年六月に、毛利輝元の孫、綱広の寄進でここに送られたものらしいです。

同鳥居を潜り、こちらが 拝殿 です。

その裏にあるのが、 御本殿 です。


ここには、 大国主命 が祀られています。

出雲大社御本殿は、 古代は96m もの高さがあったといわれています。

しかし、高すぎたので何度か倒れてしまい、再建するたびにどんどん低くなっていったといわれています。

詳しくは、古代出雲歴史博物館で知ることができます!

歴史博物館は、出雲大社のすぐ横にあります。


こちらからどうぞ↓

出雲大社散策は半時計回りがおすすめです。


しまねっこ が被っているやつですね。


引用:しまね観光ナビ

砂の交換


素鵞の社に到着しました。

ここで、砂を交換します。

後ろにそびえ立つ山は、特急やくもの由来ともなっている、 八雲山 です。

聖域となっており、立ち入り禁止となっています。

素鵞の社の裏は、この 八雲山に触れることができる 、唯一のスポットとなっています。


一部の人は、触れると神秘的なパワーを感じるらしいです。

それでは、砂を交換しようと思います。

素鵞の社の右、裏、左に3つ木箱がありますが、どれを使ってもよいです。

稲佐の浜の砂を木箱に入れ、スコップで砂を交換します。

ということで、交換しました。

それでは、散策を続けていこうと思います。


兎がたくさんいますね。

これらは後に紹介する、あの有名な神話に出てきます。



西側が神様の正面?


御本殿の西側に、一つの小さな賽銭箱があります。


実は、ここは非常にすごい場所となっています。

大国主命は、御本殿の正面ではなく、西側を向いています。

皆さんは、なぜかわかりますか?

先ほど訪れた稲佐の浜の方向を思い出してみましょう。

そうです、出雲大社に対し、西側にあるのです。

引用:グーグルマップ

大国主命は、神様たちを迎えるため、稲佐の浜の方を向いているのです。

西側、 大国主命の正面から拝むと、縁結びがかなうといわれています!

国内最大級!巨大しめ縄

出雲大社の神楽殿にやってきました。


ここには、 日本最大級のしめ縄 があります。

全長13.6m、重量5.2t もの圧巻の大きさです。

島根県の飯南を中心に、1000人の町民の手によって作られ、4~8年ごとに交換されます。

製作にはなんと1年以上かかるらしいです。

こんなに大きなしめ縄を作れるなんて、本当にすごいです。

ちなみに、飯南にある「大しめ縄創作館」でしめ縄づくりが体験できます。

引用・島根観光ナビ

こちらからどうぞ↓

旅の終盤・出雲市駅へ


一人の神様と兎が向かい合っている像があります。

これこそ、日本を代表するあの超有名な神話、因幡の白兎です!


大国主命にはたくさんの兄弟があり、彼は中でも一番心の優しい神様でした。

ある日、兄弟の神様達は因幡の国に八上比売(やかみひめ)という美しい姫がいるという噂を聞き、みんなで会いに行こうと決めました。

大国主命は兄弟達の家来のように大きな袋を背負わされ、一番後から付いて行くことになりました。


兄弟達が因幡の国の「気多の岬」を通りかかったとき、体の皮を剥かれて泣いている一匹のうさぎを見つけました。

兄弟達は、意地悪で兎に、海水を浴びて風を浴びると治ると言い、それに従った兎はより一層、傷が痛くなってしまいました。

そこに大国主命が到着し、なぜ、そんな怪我を負ってしまったのか尋ねました。

兎は隠岐の島に住んでいて、一度本州に渡ってみたいと思っていましたが、中々良い方法が見つかりません。

そこで、兎は日本海に泳いでいるワニ(サメ)を利用しようと考えました。

兎の仲間とワニのどちらが数か多いかを数えるため、兎はワニ(サメ)に並んでほしいとお願いしました。

すると、ワニはずらりと並び始めました。

兎は数を数えるふりをしながら、ワニの背中をの上を跳んで本州の岸まで渡っていきました。

しかし、あと少しというところで、うまく騙せたことが嬉しくなって、つい、騙したことを言ってしまいワニを怒らせてしまいました。

その仕返しに兎はワニに皮を剥かれてしまったのです。

そこで大国主命は、すぐに真水で体を洗い、それから蒲(がま)の花を摘んできて、その上に寝転ぶと良い、と言いました。

そう言われた兎は、今度は川に浸かり、集めた蒲の花の上に、静かに寝転びました。

すると兎の体から毛が生え始め、すっかりと元の白兎(しろうさぎ)に戻りました。

その後、随分遅れて大国主命は因幡の国に到着しましたが、八上比売(やかみひめ)が求めたのは、大国主命だった、というお話です。


時刻は15時15分ごろです。

そろそろ、出雲大社エリアに別れを告げる時間です。

出雲大社前駅に向かいましょう。



12:30、出雲大社前に到着です。



往復券の帰り用で改札に入ります。



出雲大社前15:45発 特急 電鉄出雲市行きに乗って、電鉄出雲市に帰ります。

一畑電車の特急は、特急券は要りません。


こちらの列車です。

平成28年製造の最新型、7000系です。


7000系は4編成あり、それぞれ外装が違います。

今回乗った7003号は、棚田をイメージした外装らしいです。



途中は、川跡、川跡からスイッチバックで大津町、電鉄出雲市に向かうルートです。


16:02、電鉄出雲市に到着。



駅を出ましょう。



出雲市駅の外見を撮影しようと思います。




出雲そばタイム


駅も撮影したので、これから夜ご飯がてら、 出雲そば を食べます。

出雲そばは、 日本三大そばの一つ で、普通のそばに比べ、色が黒っぽいです。

割り子 と呼ばれる入れ物に入っています。

江戸時代、島根県の松江の城下町では、野外でそばを食べるために弁当のような四角い重箱にそばを入れて持ち運んでいました。

この地方では当時重箱のことを「割子」と呼んでおり、それが割子そば(出雲そば)の始まりと言われます。

ですが、重箱は洗うのが大変なので、今のような漆塗りの円形に変わっていったとのことです。

今回そばを食べるのは、出雲市駅の人気蕎麦屋、「出雲の國 麵家」さんです。


ここでは駅弁も販売していますが、人気すぎて休日は午前中に売り切れることがあります。

買いたい方は、かなり朝早くに来ることをおススメします。

ということで、入店しました。

出雲手打ち割子そば(930円)を頼みました。

ご覧くださいこのそばを!

どう見ても、これはおいしい奴です!

割り込そばの食べ方は、器を重ねたまま薬味を適量載せ、つゆも適量かけ、一段目から食べます。

一段目を食べ終えたら、二段目に薬味をちらし、一段目からつゆを移し、あとは好みでつゆを追加して食べます。

麵やつゆ、薬味の組み合わせが、とてもおいしかったです!

ありがとう出雲

出雲そばを食べ、出雲観光は終わりを告げました。

あとは、やくもで岡山に帰るだけです。

自分は、倉敷で降りて自宅のある広島に帰ります。

ホームに上がってきました。

出雲市17:19発 特急やくも28号 岡山行きに乗って、岡山に帰ります。

出雲市駅のメロディは、「 おろち踊り 」です。

曲の最後が、なんだか不思議な感じがします。

なんか神様っぽい、神聖な感じ(?)です。

そして、特急やくも28号岡山行きが入線してきました。


ついに、出雲旅行最後の列車です。

乗車しました。




この後待っている最後の景色は、 夕焼けの宍道湖 です。

行きにも説明した通り、宍道湖は夕焼けが本当に美しいです。

宍道駅を過ぎたあたりから、宍道湖が見えてきます。


奥に松江の町が見えます。


こんなに美しい場所があるのか、という感じです。

本当に見とれてしまいます。


この景色を見ながらやくもにゆられると、だんだん眠くなってきます…









「‥ なく、新 、新見です。お出口は左側です。」

気づくと、列車は新見でした。

半分を過ぎてしまっていました。

ですが、外は真っ暗です。


ローカル線なので、何も見えません。

ですが、その静けさがなんだか落ち着きます。

まだまだ、倉敷まで時間があります。

残りの時間を楽しんでいこうと思います。

旅の終着

「今日も、JR西日本をご利用くださいまして、ありがとうございました。まもなく、倉敷、倉敷です。」

ついに、旅の終着、倉敷に到着しました。



3時間に及ぶ乗車でした。

なのに、体はほとんど疲れてませんでした。

やくもは、「ぐったりはくも」とよく言われてしまいますが、個人的に 乗り心地は良かったと思います!

そして、放送が流れてきました。

「まもなく、特急やくも28号岡山行き発車いたします。ドア閉まります。ご注意ください」

ヒュウゥ‥‥‥‥ガタン‥ガタタン‥ガタン ゴトン‥ガタ ンゴトン…‥ガタン‥‥‥‥‥(渾身の擬音語)

出雲から自分を運んでくれたやくもが、岡山に向けて走っていきました。

国鉄やくもは、15日の岡山始発で定期運行を終えますが、今まで、やくもに乗った人々の記憶には、鮮明に残ることでしょう。

これからのやくもは、273系がバトンを繋いでいき、進化を続けていきます。

国鉄381系やくも、今まで、42年間、本当にありがとうございました。

料金の合計

特急やくも 岡山→出雲市 (普通車指定席)  7,020円
特急やくも 出雲市→岡山 (普通車指定席)  7,020円
一畑電車 往復券 (片道運賃500円×2) 1,000円
出雲手打ち割子そば  930円
合計15,970円


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